【シリーズ企画】夜間中学校は今 詳細
2007.07.25
1.文花中夜間の紹介
文花中学は、森康行監督のドキュメンタリー映画「こんばんは」の舞台になった夜間中学です。映画制作の頃は、大人の生徒が中心の夜間中学でしたが、ここ数年は、再婚した母親に呼び寄せられた海外生れの10代の若者が多く集う学校になりました。
国籍は、中国・フィリピン・タイと様々です。6月17日に行われた、都内8校の夜間中学の生徒で競うバレーボール大会では優勝しました。バレーボールは、あまり経験者がいないので飛び抜けた実力校はなく、どこも優勝の可能性がある競技です。
文花中の生徒たちは、試合をするごとにだんだんとうまくなり、決勝の時にその日一番の調子の良さで、結果的には相手を圧倒して優勝しました。
リラックスした気分がミスを少なくし、和やかな雰囲気がチームワークの良さに結びついた、さわやかな印象を残す優勝でした。この和やかな雰囲気の安心感と、そこから生まれるリラックスした心地よさが文花中の持っている特性ではないかと思います。
職場の雰囲気としても、それぞれの職員の適性に従って、適材が適所に配置された仕事の効率の良さを感じます。お互いの長所がそれぞれの苦手部分を補っているという気持ちがチームワークの良さにつながり、それが和やかな雰囲気を作っているのだろうと思います。これからも、この良さを義務教育未修了者のために生かして、学び甲斐のある学校にしていきたいと思います。
(文花中夜間・木下 秀明)
