【シリーズ企画】夜間中学校は今 詳細
2008.01.25
5.出前授業で小・中学生と豊かな交流
三宿中学夜間学級では昨年度より出前授業を行う「ゲストティーチャー」を開始。区内外の5つの小・中学校で実施し大きな反響を得ました。
今年度は12月に本校昼間部3年生約100名と夜間生徒11名が交流。元不登校の夜間生徒会長さんが堂々とはじめのあいさつ。中国帰国者生徒は中国の踊りを昼の生徒も交えて踊り、大いに盛り上がりました。内戦で家族を失ったアフリカ出身の生徒が「みんな愛しているよ」と話すと、会場がさぁーと静まりました。自分の生い立ちを歌った英語の歌やフィリピン出身の生徒の現地語の歌に聴き入りました。中国・タイ・インド・マリの民族衣装の紹介、外国語のあいさつの学習、足で羽根をける中国のあそび、さらに中国帰国孤児とアフガニスタン出身の生徒の体験発表もありました。苦しい経験を乗り越え、今、学んでいる夜間中学生の元気な姿に「勉強ができる環境は当たり前と思っていた」「もっと私の知らない国の事を知りたい」「今からでも自分の生きかたを改めたい」など、現在の自分と対比しながら感想文を書いています。昼の生徒に深い感銘を与え、夜間の生徒にとっても貴重な発表の経験となりました。
「三宿中学校夜間学級」のホームページに「ゲストティーチャー」の要綱や申込用紙があります。ぜひ、ご覧下さい。
(世田谷・三宿中夜分会 須田登美雄)
【写真】 大いに盛上がった交流会
