子どもと教育を守る

東京で30人学級を実現するとりくみ 詳細

2008.12.25

30人学級署名214,422筆を提出

 「東京で三十人学級を実現する連絡会」は十二月十七日、この春からとりくんできた「東京で三十人学級の実現を求める署名」二十一万四千四百二十二筆を東京都に提出しました。また、提出に先立ち、記者会見を開き、このとりくみの意義や経過について報告しました。

081217a.jpg 会見の冒頭、よびかけ人の堀尾輝久さんは、次のように話しました。「今、全国は四十人学級にしばられていません。子どものため、少人数学級をすすめています。変えないのは東京だけ。ゆきとどいた教育をすすめるには少人数学級は必要条件です。このために、東京の教職員組合が組織の違いを超えて、ともに運動をすすめてきました。そこに大きな意味があります」続いて、中学三年生の母親である油原通江さんは「中学校に授業参観に行くと、体の大きな子どもたちが教室にすし詰めで、 081217b.jpg仕方なく廊下に出て窓越しに参観しています。また、経済格差の中、塾に行けない子の中に『一人ひとりにていねいに教えてほしい』と悲鳴があがっています。東京の学校で、どの子も大切にする教育を保障してほしいです」と訴えました。
 二人の地域連絡会代表は、「町田の小学校一年生では三十一人以上のクラスが九十パーセント。一年生といえばとても大切な時期です。ぜひとも東京で実現してほしい。」(町田連絡会 坂上忠志さん)、「区内全中学校のPTA会長さんに署名への協力をお願いしました。保育園の方方も快く協力してくれました。声が届けば、署名したいという都民はたくさんいると思います」(品川連絡会 大野文博さん)など、三十人学級の意義を多くの方に知らせたいと話しました。
 また、「なぜ石原都知事あてにしたのか」という記者の質問に、都教組中山委員長は「都教委の教育政策の前に知事の『三十人学級はやらない』という政治姿勢がある。そこに直接訴えたかった」と答えました。
 その後、署名を知事本局に提出。各地域・団体から参加した二十名が一人ひとりの思いを語り、署名を渡しました。受け取った宮沢副参事は「皆さんの声を受けとめ、知事に伝えます」と答えました。
 連絡会では、今後とも署名活動を続け、都側に積み上げていくとしています。一月には、各地連絡会の「懇談会」も予定されています。

【写真】上:署名提出にあたり、東京連絡会が行った記者会見(12月17日都庁)
     下:21万筆を超える署名を提出し、30人学級実現の必要性を訴えた

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