教育研究情報

【シリーズ企画】子どもとともに 詳細

2009.02.20

子どもとともに... 教育実践シリーズ(11) 学びあいつながり深める交流会

 東京都内には、8校の夜間学級がありますが、その中でドキュメンタリー映画「こんばんは」の舞台として6年前に取り上げられたのが文花中学校です。1月現在6カ国80名の生徒が通学しています。最年少は16歳、最高齢は81歳です。
 文花中学校では夜間の生徒と昼間の生徒との交流会を年2回行っています。2年生との交流会は昨年6月に、夜間学級授業を一緒に受け、一緒に給食をとる取り組みを行いました。
 1月27日には1年生との交流会が行われ、夜間学級最高齢81歳の生徒の体験談が話されました(当日、本人が欠席しましたので、国語の先生が代読)。昔の苦労話や命の大切さなどが語られました。
 また、夜間学級の中国の生徒を中心に中国語クイズを行いました。中国語で手紙=トイレットペーパー、熱狗=ホットドッグ、可口可楽=コカコーラなどが出題されました。そして、中国の遊び「ティージエンス(羽子板の羽のようなものを蹴る遊び)」を昼の生徒と夜間の生徒が一緒になって遊びました。また、昼の1年生が合唱曲を元気に歌ってくれました。そして、最後に、参加者全員で校歌を歌っておわりました。
 1年生からの感想では「ティージェンスが楽しかった」「夜間中学校の様子がわかってよかった」「最高齢の人の話はとても良かったです。命を大切に頑張って生活したいと思いました」「これから夜間中学校の人と気軽に挨拶できそうです」とありました。
 夜間学級の生徒からは「漢字クイズは昼の生徒は初めてなので楽しそうです。私たちもうれしかった」「1年生が歌ってくれてとても上手だなと思いました」「中国のジェンスのやり方を教えてあげて、一緒に遊んで楽しかったです。昼の生徒はずいぶん上手かったです。またこんな交流会に参加したいと思いました」などの感想がありました。
 今後、夜間学級では入学する生徒の年齢が低くなってきている状況をふまえて、さらに工夫をして交流を深めていこうと考えています。

(夜間学級教員)

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