長時間過密労働解消へのとりくみ 詳細
2008.04.15
都教組「勤務時間アンケート」に一万人の教職員から回答
「保育園の送迎で仕事を持ち帰り、子どもを寝かしつけてから自分の寝る時間を削っての深夜労働で、殺されそうです!」「だれが読むのだろうと思うような文書作成に時間を割くことが増えて、教材準備のための時間が奪われている。何とかして!」
全都で一万人近い教職員が回答した「長時間過密労働を解消するための要求アンケート」には、悲痛な叫びと待ったなしの要求が山のように寄せられました。
これらの切実な要求実現のため、都教組は、『教職員の長時間過密労働解消の実効ある対策を求める要求書』を提出し、超過勤務を縮減するとともに、勤務時間内に児童生徒の指導にかかわる業務をできるようにすることを求め、職務内容の見直しと持ち時間数の軽減などについて、労使協議に入ることを都教委に申し入れました。
支部・地区協でも、要求アンケートをもとに区市町村教育委員会へ改善要求の申し入れがはじめられています。すでに、初任者研修の報告書を大幅に簡素化した地区もあります。超過勤務の解消は、使用者の責任であり、労使の交渉事項です。分会でも、職場の改善要求をまとめ、年度初めの校長への申し入れにとりくみましょう。
【写真】 1万人の教職員からの切実な声
アンケートに寄せられた声
- 持ち時数、学級の生徒数を減らして、勤務時間内に仕事ができるようにしてほしい。
- 三十人学級を実施し、教員を増やしてほしい。養護教員の複数配置を。
- 給食や教科書の事務を教員の仕事から外し、授業に専念させてほしい。
- 形だけの報告書の提出にどれだけ時間が割かれているか。やめてほしい。
- 初任者研修の報告は、自分の記録ノートを提出するなど、新たにレポート作成しなくて済むようにしてほしい。二年次以降の研修は、現場を優先にすべき。
- 授業観察や道徳公開、地教委訪問の指導案づくりは、やめてほしい。
- 行政からの研修や主任会議が休憩時間中に設定され回復措置がとられていない。
- 部活動の外部指導員を増やし、放課後に自分の仕事ができるようにしてほしい。
- 放課後五時間授業の後、会議のない日を設け、子どもを残して補習をやる余裕を。
- 観点別評価の作業が大変な負担だが、学力向上につながると思えない。
- 研究発表にむけての報告書、発表会を簡略化してほしい。
