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人事異動のとりくみ 詳細

2008.08.20

7・31人事異動都教委要請 人事異動要綱を抜本的に見直し異動要求の実現を

都教委
「恣意的・差別的人事はあってはならない」
「事務職員・栄養職員の異動は、少しでも早い
日程で内示できるように努力していく」

 七月三十一日、都教組は「〇九年度人事異動に関する要求書」を都教委に提出し、要請を行いました。支部代表は職場の実態と切実な要求に基づき次のように発言しました。

080801a.jpg恣意的・強権的異動について
◆介護の事情をかかえる五十代の女性が島しょへの異動を内示された。本人も大変悩んだが、介護をするのが自分しかいないため、退職まで考えた。幸いカードは戻ったが、もし異動しても教育に専念することができたかどうかは疑問が残る。島の子どもたちにとってもいいとは思えない。
◆七年目の中学校の先生が一昨年、校長から「校内の状況を考えるとどうしてもあなたが必要。必異動の年だが残ってほしい」と言われ残った。次の年の中間面接では「異動させてほしい」と申し出たところ、学校長は「わかりました」と答えていたが、教育委員会には異動と届け出ていなかった。本人の事情も聞かず、校長の判断で具申するなどということはあってはならないと思う。
 このように「校長の人事構想」に基づく異動に不可欠な「教職員との相互理解」もなく、一方的に異動させる例がたくさんある。都教委も「校長は、人事構想に基づいて十分な説明をするとともに、教員から異動に関する意見を聞き、相互理解に努めるべき」と言っている。学校長が要綱の趣旨を理解していないのではないか。

【写真】要請書を手渡す尾賀執行委員

080801b.jpg通勤時間について
◆片道九十分、往復で三時間にもなる通勤時間は、教職員の生活、健康に重い負担となっている。文科省が行った教員の勤務実態調査でも教職員の超勤は限界を超えている。何とか通勤時間の標準を六十分にしてほしい。
◆異動要綱に「他県からの通勤者で、著しく長時間を要する者についてはこの規定にかかわらず異動を行う」とし、通勤可能時間一二〇分の規定を適用していない。親の介護と仕事を両立させながら他県から通っている教職員にとっては大変厳しい。

【写真】職場からの切実な声を伝える支部代表

公平・公正な人事異動を
 これら現場からの要求に対して都教委は「いわゆる恣意的人事、差別的人事はあってはならないと考えており、区市町村教育委員会を通じて指導してまいります」とし、また事務職員、栄養職員についても「少しでも早い日程で内示できるよう私どもとしても努力をしていく」と答えました。
 都教組は、校長の人事構想について、示さない、示しても理解できないという声があとを絶たないこと、島しょへの異動についても島しょ教育のさらなる充実に向けて都教委としてできるいっそうの努力を行うことを強調し、「すべての子どもの発達を保障するために奮闘している教職員の願いを受けとめること、恣意的、強制的な異動を行わないこと、公平・公正な人事異動を行うこと」を強く要求しました。引き続き職場の要求に基づくとりくみを強めていきます。

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