【シリーズ企画】ILOユネスコ調査団とCEART勧告 詳細
2008.04.15
4.「教員の地位勧告」生かすとりくみを!
CEART調査団来日間近に!
ILO・ユネスコのCEART調査団がいよいよ四月二十一日から二十八日の日程で来日します。
CEART調査団、都教組を訪問予定
CEART調査団が実際に現地調査に入るのは世界で初めてのことです。その目的は「指導力不足教員」制度と教員評価に関して、一九六六年のILO・ユネスコの「教員の地位に関する勧告」に照らし、日本の法律や都道府県教育委員会の規則等について最近の動向を含めての調査を行うことです。
調査団は、東京、大阪、香川を訪れる予定です。都教組はこの訪問を歓迎し、東京の教育現場における実態を報告します。
【写真】3.26緊急シンポジウム
CEARTが示す調査の内容
■ 教員の能力と評価について(「指導力不足教員」)
1、 評価に適用している手続きと基準
2、 評価する際の定義、規定、手続き
3、 評価における教員の意見表明、情報開示、不服申し立て
4、 評価された教員の専門技能育成、支援、再訓練
■ 業績評価
5、 評価制度と教員の昇格、給与、その他手当との関係
6、 昇格、給与その他の手当に関して肯定的評価を受けた教員に適用される方針と実態
■ 関連する政策・方針に関する社会的な対話
7、 当局と教員団体とで確立されている意見交換及び協議の仕組み
8、 懲戒事項に関する教員団体との協議の仕組み
9、 評価制度における専門的な昇格基準に関する教員団体との協議
10、 評価制度における勤務評定の諸面に関する教員団体との協議
11、 紛争解決を取り扱う仕組み
東京の人事考課制度は、明らかに「勧告」に抵触している
CEARTは、人事考課制度が教職員団体(教職員組合)との協議事項となっているかどうかが「勧告」の趣旨からみて重要な問題だと明確に示しています。
都教組は、人事考課制度を労使協議事項とするよう、これまで再三当局へ申し入れてきましたが、「管理運営事項」だとする態度は変わっていません。このことが今度の調査で大きな焦点となります。
