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2009.06.09

6・5子どもを貧困と格差から救う緊急会議

貧困と格差から子どもを救うために、私たちができること

 

090605kodomohinkonkaigi.JPG6月5日、エデュカスで「子どもを貧困と格差から救う緊急会議」が開かれました。雨の中、90名もの人が集まってくれました。子どもの貧困はもはや隠しようもない社会問題となっています。教職員だけでなく、子どもに関わる大人みんなで集まって、子どもたちの現状がどうなっているのか、私たちにできることは何か、語り合うことにしました。運動の出発点です。

 児玉委員長のあいさつから、会がスタートしました。家庭の中での安心が脅かされている子を救う国民運動を起こそうと訴えました。

 続いて、4人のパネラーから報告がありました。

◆岸田久恵さん(都教組執行委員)

 支部から報告された貧困の実態、高校の二次募集枠拡大の要請などの紹介。重い教育費負担は、わが子の中学・高校での負担でもわかる。進学塾なら年間100万円も。格差社会の縮図のような学校で、学校が格差を固定化し再生産してはならない。総合や学び合いで子どもをつなげ、未来をともに生きる子どもたちをと実践を展開。

 

村木栄一さん(中学校事務職員)

 映画「草の実」や全教の緊急ホットラインで感じたことを報告しながら声を詰まらせる村木さん。板橋区では「就学援助事務検討会」「教育財政シンポジウム」で行政とともにとりくんでいる。府中市の公文書も紹介しながら、「義務教育無償」へのとりくみを明日からでも学校でと強く訴え。

 

川松 亮さん(児童福祉司)

 虐待の背景に貧困がある。経済的困難、孤立、雇用不安やストレスから止むに止まれず虐待に走ってしまう親、自分を肯定できない子ども、事例は深刻。手立ては、母子加算の復活など給付を行うことと、近隣のサポート体制をつくること。児童福祉現場の「貧困」も問題となっている。

 

増田啓介さん(私教連書記長)

 学費滞納調査から見えてくるものは、家庭の経済状況の変化。滞納者は確実に増えている。大学が決まっているのに高校の授業料が払えない、アルバイトをしながら家計を助ける子、擦り切れた制服の子。公私格差は大きく、私費負担が重くのしかかっている。学費等減免制度や給付型の奨学金の拡充が求められる。

 

 

 報告の後は、交流。事務職員の発言が目立ちました。公費が減っている中、受益者負担の考えで、かんたんに保護者負担としていないか、教員にははっとさせられる指摘でした。明日から学校でできることです。

 貧困の影に非正規雇用が増えていること、DVの結果母子家庭となってしまった家庭のこと、外国人家庭の困難・・・心を痛める現実が報告されました。何か自分にもできないか思い参加した方もいました。声をあげることのできない子どもの代わりに、私たちができることをしていかなければ。

最後に提言を発表しました。行動提起です。この会議から運動を大きく進めていく決意を共有しました。

 

 

 

「子どもを貧困と格差から救う緊急会議」提言はこちら↓をごらんください。

                                        

                                           090605teigen.pdf 

                  

 

 

 

 

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