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2010.01.06
新春あいさつ 都教組児玉委員長
社会変化の大きさと速さを実感しながら
東京都教職員組合執行委員長 児玉 洋介
あけましておめでとうございます。
社会が動いていく、その変化の大きさと流れの速さを実感しながら、新しい年2010年を迎えました。
全国で唯一、少人数学級の実施をかたくなに拒んでいた東京の教育行政が、いよいよ学級規模の縮小に向けて第一歩を踏み出しました。今年4月から、全都の小1・中1の学年に教員定数が加配され、39人学級(来年は38人)が実現します。30人学級の実現を掲げて長い間とりくんできた現場教職員、父母、都民の運動の大きな成果です。皆様方の長年のご努力にあらためて敬意を表しますとともに、引き続く少人数学級の拡大実現に向けて、とりくみを強める決意です。
子育てと教育をめぐっては、これまですすめられてきた「競争と自己責任」の行政施策が「子どもの貧困」という角度から国民的に問い直され、高校授業料の無償化や給付型奨学金などの実現に向け、世論と運動が確実に現実政治を動かしています。
昨年の選挙を通じて国民が到達した日本の民主主義の新しい段階は、暮らしと教育、平和を壊す政治と国民の利益との矛盾を、国民の世論と運動で解決していく展望を広げています。
国際社会でも、「核兵器のない世界」をめざすことが、核保有国も含めた世界の圧倒的世論として確認され、その実現への歩みが始まろうとしています。
社会が動いていく、その変化の大きさと流れの速さの中で、学校職場にも新しい時代の風が確実に吹き始めています。4月からは、7時間45分労働制がスタートします。教員の働き方についてもILO・UNESCOから「教員の地位勧告」の遵守と改善が求められています。
私たちの一つひとつの学校職場も、教職員がいきいきと働ける職場、どの子も大切にされる学校をめざして、新しい年がスタートします。職場の仲間のみなさんに都教組加入を大きく呼びかけ、職場にも新しい変化をつくり出しましょう。
今年も、みなさんとともにがんばります。
