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2012.01.24

三上満さんと巡る 宮澤賢治・伊豆大島の旅(報告)

伊豆大島での賢治の足跡をたどる

 

 1月21日から22日、都教組本部と都教組大島支部の共催で「三上満さんと巡る 宮澤賢治・伊豆大島の旅」が行われました。

 低気圧が接近し、前日は高速船が欠航するという天候だったため旅の決行が危ぶまれました。当日は何とか出航することができましたが、荒れ狂う波の中での大島到着となりました。

2012oshima1.JPG 大島到着後、大島町役場に川島町長を表敬訪問し、大島の教育の現状などについてお話を伺いました。

また、大島はユネスコの「ジオパーク」(ジオパークは世界自然遺産と並ぶ、ユネスコが支援するとりくみ)に認定されており、大島の自然の魅力についても再認識させられました。「ジオパーク」での「ジオツーリズム」は、地形、地質を中心として、生態系、さらには地域の歴史、伝統、文化を 対象とするツアーですが、東京の学校でも移動教室などで大島を訪れればいいのではないかなどと話しが弾みました。

旅のメインは、宮澤賢治の青春の足跡をたどることでしたが、三上満さんと時枝孝良さん(大島町議・元都教組大島支部長)の案内で賢治と大島の深いかかわりを知ることができました。

20120shima4.JPG賢治は、大島で結核療養中だった友人の伊藤七雄を1928年6月に訪ねています。伊藤七雄は、大島で農芸学校を設立するための援助を賢治に求めていたのです。また、結婚も考えたといわれる七雄の妹チエともその時に再会しました。この出来事は、「三原三部」という詩に詳しく書かれています。

 交流会では、大島支部のみなさんが郷土芸能である「きやり」や「八幡崎」などを披露し、場を盛り上げて親交を深めることができました。

 2日目は、天候不良のため当初計画していた三原山ジオパークめぐりは出来ませんでしたが、伊豆大島火山博物館に行き、柳瀬雄一さん(大島第 2012oshima3.JPG二中)のわかりやすい案内(大島の教職員にも大好評)で、地球のエネルギー火山について学ぶことができました。伊豆大島火山博物館は、世界でも数少ない火山専門の博物館だということです。三原山をはじめとした世界中の火山について学ぶことができます。さらに、映像ホールでは、迫力ある大画面で大島の自然と人々の生活を紹介した映画を見ることができます。

 また、中田保さん(元大島支部長)の案内による島内巡り―町営牧場「ぶらっとハウス」(「あしたばアイス」が好評)、間伏地層断面図(島内一周道路沿いにある地層大切断面で、伊豆大島の火山噴火史を物語る)、波浮の港、筆島、裏砂漠(全国の地名で「砂漠」と名前がついているのは 2012oshima2.JPG大島の裏砂漠だけです)などを巡り大好評でした。

 旅の終わり頃には、岡田港の向こうに真っ白な富士山が海の向こうに輝いていました。大島支部のみなさんの歓迎ぶりに感動し、参加者からは「また大島を訪れたい。再度の企画を」との要望が出されました。

 

 

写真は、上から「大島町役場で川島町長と」「波浮港」「地層断面図前にて」「筆島で大島支部のみなさんと」

 

 

 

 

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