女性部 詳細
2008.08.20
7・19女性部組織学習会
学校にローアンの風を(労働安全衛生法)
七月十九日「学校にローアンの風を!」と題して女性部夏の組織学習会がエデュカス東京七階で行われました。今年の組織学習会は、以前より話題になっていた「労働安全衛生法」の話を是非とも聞きたいということで、東京社会医学研究センター理事の村上剛士さんに、たっぷり話をしてもらいました。夏休みに入ったばかりの疲れのとれない頃でしたが、六十人近くが参加し、活気のある学習会になりました。
村上氏はまず、教員の労働実態がいかに深刻であるかについて、詳細な資料をあげて説明しました。「教員の労働時間は他の職種に比べて抜群に長い。また、慢性疲労状態にあるにもかかわらず、労働意欲は高く、限界までがんばってしまう。睡眠不足は深刻で、これは「うつ病」などの精神疾患に直結している」と指摘されました。
そして教員の職場は「労働安全衛生法の空白地帯」だったという自覚から、昨今では文科省等も動かざるをえない状況になってきており、仙台などでは教職員組合も力を入れて取り組み、大きな成果をあげてきているということです。吹きはじめた"ローアンの風"が直接感じられないぐらい、東京の幼小中の学校現場や区市町村教委の体制は大きく立ち遅れています。
労安法は我々を具体的に守ってくれる法律です。とにかく、各区、各市、そして各学校で一刻も早く、安全衛生委員会を設置することです。この委員会は労働条件、労働環境などなんでも問題にし、話し合うことができます。「働いている人たちの意見を反映させて職場の改善を図らなければならない」ことを法律としてきちんと定めており、実際に何でも解決する可能性をもっています。こんな強い味方があったのかと感激しました。
質疑応答の時間はさながら「安全衛生委員会」のよう。職場の問題が次々と出され、共に考える場となりました。村上先生もそのひとつひとつに丁寧に答え、希望のもてる学習会でした。
【写真】丁寧に話をする講師の村上剛士先生
