専門部のとりくみ

青年部 詳細

2009.02.20

学び・喜び・つながった 青年部「元気いっぱく2009」

090201a-1.jpg 1月31日〜2月1日、青年部「元気いっぱく2009」が、文京区民センターと鳳明館を会場に開かれ、2日間を通してのべ222人の参加で大成功をおさめました。
 今回のいっぱくのテーマは「つながり」。新しい仲間との出会い、つながりを広く強くしたい、そんな思いで集まった青年の実行委員会でつくりあげた2日間でした。 
 新規採用者や組合加入したばかりの人の参加も増え、「元気いっぱく」に新しい風が。当日も2人の青年が組合に加入、確実に「つながり」は広く強くなっています。

【写真】RIKIOHの力強い踊りでスタート!

1日目 全体会&交流会 目からウロコの全体講演

090201c-1.jpg迫力の文化行事 楽しかった交流会
 会場である「文京区民センター」では、文京支部の皆さんによる温かい飲み物とお菓子のおもてなし。ほっと心が和みます。別の場所では「9ちゃんTシャツ」やDVD、書籍の販売...だんだんと人が集まって開会です。
 全体会は「よさこいチームRIKIOH」の力強い踊りで幕を開けました。青年部のメンバーも加わっているチームRIKIOH。よさこいは子どもたちも喜んで踊る演目です。自然と体が動き、笑みがこぼれます。
 全体講演では、ジャーナリストの斎藤貴男さんが、この間の新自由主義構造改革が教育現場に何をもたらしてきたか、取材にもとづく具体的な話も挙げながら、わかりやすく話されました。
090201b-1.jpg 多忙にされ、ひとりひとりがバラバラにがんばっている学校現場では、追い込まれて心を病んだり、子どもや親を追いつめたりしてしまう。こんな時こそ、同僚や仲間、親や子どもとのつながりを大切にしていきたいと改めて感じた講演でした。

【写真】上:みんな集まって!ハイ、チーズ!
     下:斎藤貴男さんによる全体講演


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【写真】左:実行委員長のあいさつ
     右:新自由主義と教育改革について語る斎藤貴男さん

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【写真】左:閉会集会では情勢学習
     右:交流会恒例の仲良くなるゲーム

2日目 分科会
 夜遅くまで語り合った交流会の翌朝でも、青年は元気です。2日目からの参加も合わせて約100名が集い学びました。

090201h.jpg模擬授業(国語)一読総合法
読みを深めることの大切さ
講師 前川節子さん
 「一読総合法」について説明と模擬授業を織り交ぜながら、教師の「読み」をどう深めるかを実践的に学びあいました。「この言葉から何を思い浮かべる?」「この文から何がわかる?」実際の授業のように参加者から意見を引き出しながら、模擬授業はすすんでいきます。前川先生のクラスの子どもたちの様子も伝わってきて、先生自身がとても授業も学級経営も楽しんでいらっしゃることを感じました。
 *読みを深めることの大切さ、音読のおもしろさ、人と読みあうことのおもしろさがわかりました。子どもたちとおもしろい1つの授業をつくっていきたいと思いました。(参加者の感想より)

090201i.jpg小学校低学年の学級づくり
授業を通して学級づくりを
講師 藤田伸一さん
 毎日ある国語の授業ですが、うまくいかなくて悩むことも多いのが現実です。教材研究の時間も十分にとれず、ついワンパターンの授業になってしまう...そんな悩みに応えてくれる分科会でした。
 講師の藤田先生は、模造紙を黒板に仕立てて、参加者の意見を次々と書いていきます。
 物語文をみんなで読んでいく体験はわくわくして、思わず手をあげて発言がしたくなりました。
 子どもたちみんなが参加して作り上げる、そんな国語の授業を通して学級づくりをしていくということの意味がわかった気がします。

090201j.jpg小学校高学年の学級づくり
子どもたちが「やる気」を起こし、底力を発揮するとき
講師 河合尚規さん
 河合先生が退職される間際の2年間をかけ、卒業させた、いわゆる「荒れた」子どもたちのことがお話の中心でした。家庭の事情や、学業不振、様々な困難な状況を抱えた子どもたちが、河合先生の掲げる「3つの旗」1.どんな1人も大切 1.暴力・暴言NO 3.子どもの底力を信じる のもとに少しずつ変わっていきます。そしてついに卒業するその時...参加者は涙を流しながら聞き入りました。
 私は河合先生の「こういう子たちには、こちらも何度も裏切られます。けれどそれ以上に信じてあげればいいんです。」という言葉が忘れられません。子どもを信じてがんばれる、そんな力が湧いてきました。

090201k.jpg中学校・生活指導
子どもたちが自立する姿に目を向けて
講師 宮下聡さん
 反抗期・人間関係を壊す言動・キレる...、私たちを悩ませ苦しませている子どもたちの行動。しかしそれらは大人になろうとしている彼らの必死の葛藤なのです。 
 目線を変えるキーワードは「自立」。子どもたちが憎たらしいと思ったら、それは彼らが自立するために必死にもがいている姿なのだと考えれば、少しは冷静に子どもたちとも向き合えるということを学べました。
 また子どもたちを愛する気持ちは、大人の望む行動ではなく、子どもたち自身が自立してゆく姿に向けることが大切であることを、鉄人28号と鉄腕アトムの話に例えて心暖かく話して下さいました。

090201l.jpg特別支援学級
ゆっくり焦らず、毎日をわくわく楽しく
講師 山下弥生さん
 この分科会は、「これから特別支援をやりたい!」という青年からベテランの先生まで10人の参加者がありました。講師の山下先生から普段教室で使っているたくさんの教材と共に、実践が紹介されました。先生と子どもたちの笑顔が自然と見えてくる、そんな分科会でした。 
 先生の教材をみた参加者からの「自分はこんな風に絵をかくのや裁縫は上手くないし...」という一言に「がんばらなくていいんですよ。自分に出来ること、持ち味を生かして、良さをだしていけばいいの」といわれた言葉が印象に残っています。
 ついつい「あれもこれも」と焦りがちになりますが、子どもの発達はなかなか目には見えないゆっくりなもの。
 焦らずのんきに、毎日をワクワク・楽しく・笑顔で過ごすことが大切だということや、教材作りのおもしろさを教えていただきました。本当にありがとうございました。

090201m.jpg笑顔いっぱい集団遊び
遊び心を子どもたちに伝えよう
講師 荒牧光子さん
 「遊び心を子どもたちに伝えよう」をテーマに、さまざまなゲームや工作や歌を教えていただきました。
 まず、感じたことは分科会中、笑い声が絶えなかったことです。大人もゲームをすると真剣になります。でも、荒牧先生のゲームの良い所は、勝ち負けを作らない所なのです。勝ち負けでなく、純粋に楽しむからこそ、笑顔が生まれるのだと思いました。
 また、ちょっとした時間でできる工作も教えていただき、その出来ばえは感嘆の声がでるほどすばらしいものでした。わずかな時間で心もリラックスし、とても元気になりました。

090201n.jpg教職員のための何でも相談室
困ったときに親身になって助けてくれる組合
講師 山木清孝さん
    相楽茂治さん
 教職員の権利や様々な制度について、事務職員部の方と都教組本部の方にアドバイザーになっていただきました。
 参加者は、それぞれの学校の悩みや自分の悩み、また困ったことや聞きたいこと等を自由に話していきました。
 実際に学校でパワハラにあい都教組に相談した人の経験や、期限付き任用教員として採用された人の話を聞くと、驚くようなことがたくさんありました。また、その中で「困った時に親身になって助けてくれる組合にとても感謝している」という話も出ました。
 私たちの持っている権利や制度についてよく知り、守っていかなければならないと改めて思える時間でした。

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